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猫のアトピー性皮膚炎について

猫のアトピー性皮膚炎について

猫のアトピー性皮膚炎は、ノミアレルギー性皮膚炎に次いで2番目に多く診断されているアレルギー疾患です。ヒトやイヌの場合と同様に、環境にあるアレルゲン(花粉、カビの胞子、ほこりの粒子など)や食物成分に対する過剰な反応によって発症します。家族性素因も要因の一つと考えられ、雌やアビシニアンのような特定の種類に多く見られ、臨床症状は生後3年以内に現れることが多いと言われています。

主な症状

症状は、慢性、または何度も繰り返す皮膚のかゆみで、過剰なグルーミングによる脱毛症、皮膚炎、頭および首の掻痒症、脱毛症などを呈します。頭部や腹部に発症することが多いですが、病変は体のどこにでも見られ、再発性外耳炎や、喘息などの上気道、下気道の症状や嘔吐・下痢などの消化器症状が同時に見られることもあります。これらの臨床症状には季節性と非季節性があり、臨床症状が多様であることから、鑑別診断は多岐にわたります。

治療方法

治療は、猫のかゆみを和らげるために、ステロイドを使用することがあります。かゆみや炎症を抑えるのに非常に効果的ですが、欠点がないわけではありません。短期的な使用でも、長期的な使用においても、ステロイドには副作用があります。短期的な使用では猫の食欲増進、多飲多尿を引き起こすことが多くあります。長期的に使用すると、糖尿病などの後遺症が出たり、免疫系に影響が出ることもあります。そのため、治療をステロイド剤の1つに頼ることはできません。また、環境を出来得る限りアレルゲンフリーに保ち、皮膚のバリア機能を維持するためのローションなどを使用することが必要になることがあります。

アレルゲンは環境物質に限定されず、フードに含まれているタンパク質に反応する可能性を考慮し、アレルギー反応が起きにくい加水分解されたタンパク質を含んだ療法食を使用します。

VetSolution 猫用 皮膚サポートについて

ベッツラボより販売されているVetSolution皮膚サポートは、以下のポイントに着目して調整された療法食です。アトピー性皮膚炎の猫の症状を軽減させるため、食物によるアレルギー反応が起きにくくなるように調整されています。

VetSolution 猫用 皮膚サポート

①3kDa未満の低分子まで加水分解したサーモンタンパクを使用。
②皮膚バリア機能を強化するため、コラーゲン産生を促進するアロエベラをフィットアロマに使用。
③抗炎症作用のあるオメガ3を豊富に配合。
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