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仔犬の胃腸炎について

仔犬の胃腸炎について

胃腸炎とは腸管に炎症が起こることを意味し、仔犬の場合この炎症は通常胃と小腸に起こります。

症状に応じた治療により通常は数日以内に治りますが、仔犬の場合は治療せずに放置すると、特に体力の消耗や免疫力低下により致命的になることがあります。

主な症状

胃腸炎の基本的な症状は嘔吐と下痢で、下痢は頻繁に起こり軟らかい便が大量に出ます。

嘔吐物には胆汁が含まれており、黄色く泡立ったような外観をしています。吐き気や苦しそうに鳴くなどの様子もよく見られます。

胃の圧迫感、無気力、食欲不振、微熱などが見られたり、出血性胃腸炎の場合は下痢の中に大量の真っ赤な血が混じったりすることもあります。

主な原因

胃腸炎の多くは原因不明の特発性胃腸炎ですが、寄生虫、アレルギー、細菌感染、基礎疾患などが原因で炎症が起こる場合もあります。

特に仔犬は新しい環境に置かれたことによる不安やストレスなどが危険因子となります。

また、仔犬だけでなくあらゆる年齢や犬種で発症する可能性があり、突然の下痢に驚く飼い主様も多いです。

治療について

(1) まずは脱水への対処を

頻繁に下痢や嘔吐を繰り返すと、特に体がまだ小さい仔犬ではすぐに脱水症状に陥ります。

治療は脱水症状を軽減し、体内の電解質バランスを早急に回復させるため、皮下、または静脈から点滴を行います。

 

(2) 各種検査で原因の特定へ

血液検査やレントゲン、糞便検査などから基礎疾患が判明した場合は、その疾患に焦点を当てた治療を行います。例えば、仔犬で多い回虫などの寄生虫が検出された場合は駆虫薬を投与し、細菌感染と判明した場合は抗生物質で治療します。

 

(3) 食事療法

ご飯は消化しやすい食事(療法食)にし、一回量を少なく、頻回にあげて、胃や腸にかかる負担を少なくします。

一般状態が完全に回復するまでは療法食を継続して必須カロリーを獲得しつつ、炎症を起こした消化管の修復を待つことになります。

吐き気が強く食事を受け付けない、または食べても吐いてしまう場合は低血糖を起こす危険がありますので、必ず動物病院に相談してください。

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